
ポンプ部門では、より軽量化・高効率化・静音化を追求するとともに最小限のエネルギーで駆動し、エンジン性能を最大限発揮する電子制御式省エネポンプの開発などを通して、エンジンメーカー・車両メーカーの開発に貢献しています。新製品開発部門では、カーボンニュートラルを目指した取り組みの一環として、新しい用途のニーズに対して研究開発を推進しています。蓄積したメカニカルウォーターポンプやオイルポンプの技術を活用し、電動ポンプの量産化を実現するとともに、これらの技術を核とした商用車向けサーマルマネジメントシステムの開発にも取り組んでいます。 また、生産効率とコスト削減に関連して、部品の共通化、工程の共通化を考慮した設計思想を貫いています。
新製品を世に送り出すまでには、実車走行を想定した厳しい性能試験・耐久試験を行っているほか、温度、湿度、浸水、振動などの環境試験を行い、信頼性を確保しています。

(本試験ではカバー付き)




当社では、数々の台上試験機での性能試験、耐久試験のほか、実車環境においても低速から高速まで、様々な環境での試験が可能な高速周回路を有し、数々の実車試験を行っています。

当社は、日本の製造業を支える団体のNPS(THE NEW PRODUCTION SYSTEM)研究会に入会し、最新の生産管理手法や業界のベストプラクティスを積極的に学び、独自の生産システムを更に高度化することで、柔軟かつ効率的な生産体制を構築しています。
以前まで採用していたTPS(TBK PRODUCTION SYSTEM)生産方式で培った「必要なものを必要なときに必要なだけ供給する」という考え方を継承し、原材料~販売までのリードタイム・在庫・投入資源を最小化しています。また、当社で築いた同期化ライン・多品種混流生産ラインなどで、より高い生産性とコスト削減を実現しています。
NPS生産方式では、ジャストインタイム、自働化のみならず、人間尊重を基本理念としながら徹底した無駄を排除することで、より高い品質と生産性を実現するモノづくりを推進しています。



(ブレーキラインへ直結)


スリーブ自動組立ライン



